「よし!片付けるぞ!」と気合いを入れて、まずはホームセンターやネットショップでオシャレな収納グッズをポチポチ購入…気づいたら部屋が収納グッズだらけになってるってこと、あるよね?
片付け下手な人ほど「これがあれば一気にスッキリする!」と夢を見て、ボックスやカゴ、引き出しケースなんかをやたらめったら買ってしまうけど、いざ使ってみるとどうだ?逆にどんどん部屋が散らかっていく不思議現象が発生…。
そう、収納グッズを増やせば増やすほど、片付かなくなるのが現実!収納グッズは、あくまで「今ある物をうまく整えるための補助ツール」であって、増えすぎた物を魔法みたいに消してくれるものじゃない。
今回は、片付けが苦手な人でも簡単に実践できる「本当に必要な収納グッズだけを選ぶコツ」を紹介するよ。片付けポイントを押さえて、スッキリしちゃおうぜ!
なぜ「片付けられない人」ほど収納グッズを買いまくるのか?
まずは基本的な疑問。なぜ片付けが苦手な人ほど、収納グッズに頼りがちなのか?あるあるなんだけど、この理由を知らないと、片付けられない原因がずっと分からないまま。
- 隠して見えなくすれば片付くと思ってる
片付けが苦手な人の典型パターンとして、「物を隠せば片付いたように見える」という思考がある。だから、表面上はキレイに見えるけど、中を開けたらグチャグチャ…という収納ボックスが部屋のあちこちに増えていく。しかも、一度見えなくなると「何がどこにあるか」も忘れていくから、片付けたように見えて実は混沌の始まりなんだよね。 - 「収納グッズ=片付けの魔法道具」と勘違い
テレビやネットで紹介されている「オシャレ収納術」を見て、収納グッズを買えば一気に部屋が片付くと錯覚するのもよくある話。でも、実際に真似してみると、収納に物を詰め込んだだけで、使うときにいちいち取り出しにくいとか、片付けるのが億劫になることも多い。結果、どんどん「とりあえずボックス」が増えていき、片付けがますます困難になる。 - 「物を減らす」という選択肢が見えてない
そもそも、片付けるために必要なのは「収納グッズを増やすこと」じゃなくて「持ち物を減らすこと」。でも、片付けが苦手な人ほど、いきなり物を捨てるという発想に抵抗を感じがち。収納グッズを増やして、とりあえず目に見える物をしまい込めば解決!と考えちゃうけど、これは根本的な解決にはならないんだよね。
収納グッズを増やせば増やすほど、逆に部屋が片付かなくなる理由
「収納グッズが多ければ、物もスッキリ収まるはず」と思う人が多いけど、実はこれ、大きな誤解。収納グッズの罠にはまると、むしろ片付けがどんどん面倒になっていくんだよね。
- 空いたスペースを埋めたくなる本能
新しいボックスやカゴを買って空きスペースができると、なぜか「ここに何か入れなきゃ!」って気分になる。これって人間の本能みたいなもので、スペースがあれば埋めたくなる衝動が湧いてくる。すると、せっかく片付けたつもりが、あっという間に「収納グッズに詰めるための物」を探し始めちゃう。この無限ループにハマると、収納グッズはどんどん増え、片付けは遠のくばかり…。 - 「どこに何をしまったか」を忘れがち
ボックスやケースを増やしすぎると、いちいち「これには何を入れてたっけ?」と考えなきゃいけなくなる。片付けが得意な人ならまだしも、苦手な人は間違いなくどこに何が入っているかを忘れる。「探し物を見つけるために、まず収納ボックスの中を全部ひっくり返す」なんて地獄のシチュエーションが待ってるよ。 - 収納グッズを管理するのがストレスに
実は収納グッズそのものを管理すること自体が、片付け苦手な人にとってはストレスの原因。片付ける場所を作るために買ったボックスが、実際は片付けの邪魔になってるなんて皮肉すぎるよね。整理整頓が得意な人なら、収納グッズを駆使して使いこなせるけど、苦手な人にはただの重荷になることが多いんだよ。
本当に必要な収納グッズって、こんなシンプルなもの
では、片付けが苦手な人でもうまく活用できる「本当に必要な収納グッズ」とはどんなものなのか?重要なのは、使いやすさとシンプルさ。この2つが揃っていると、自然と使い続けやすくなるよ。
- 多機能で役立つものだけに絞る
例えば、収納もできるテーブルや、物が入るスツールなど、シンプルで多用途なアイテムを選ぶのが賢い選択。例えばリビングに置くスツールが収納も兼ねていると、座る場所としても活用できるし、いちいち収納ボックスを取り出さなくても小物を片付けられる。家具の数を増やさずに収納スペースを増やせるから、狭い空間にもぴったり。 - 見た目がシンプルで、うるさくないものを選ぶ
部屋が散らかっていると、ただでさえ視覚的にストレスを感じる。そこに、派手な色や複雑なデザインの収納グッズが並んでいたら、ますます雑然とした印象に。だからこそ、収納グッズ自体がシンプルなデザインのものを選んでおくのが正解。視覚的なノイズを減らせば、それだけで部屋全体がスッキリして見えるよ。 - 小さめでOK、あえて「ちょっとしか入らない」ものが便利
収納力が大きいと、つい「まだ入るから」と物を溜め込む習性が出てしまう。あえて収納力の小さなボックスやケースを選ぶことで、「本当に必要なものだけ入れよう」という意識が生まれる。これで自然と不要な物を持ち続けなくなって、シンプルな空間を保ちやすくなるんだ。
片付け下手さんでも使える「本当に必要な物」だけを残すコツ
片付けが苦手でも、少しずつ不要な物を減らしていけば、徐々にスッキリとした空間に近づける。ここで紹介するコツを取り入れて、まずは身の回りの物を見直してみよう!
- 1年使っていない物はさっさと処分
「これ使うかも…」と思って取っておいたけど、実際には1年経っても出番がない。そんな物は、正直言ってもう使わないことがほとんど。
潔く手放してしまえば、その分収納スペースが空くし、今後の買い物も無駄を減らせる。1年使わなかった物に、もう未来はないと思え!
- 重複しているアイテムは一つだけ残す
同じ機能の物が複数ある場合、それらは「一つでいい」。例えば、ハサミが2本も3本もあっても、使うのは結局いつも同じ1本だけ。そういう物は、日常で使うお気に入りを残して、あとは処分することでかなりスッキリするよ。引き出しの中がグッと整うのを実感できるはず。 - 「とりあえず取っておく」はやめる
片付けが苦手な人の特徴として、つい「あとで使うかも」と考えがち。けれど、そうやってキープした物が、あとから活躍することって実はほとんどない。思い切って「今すぐ使わない物は不要」と割り切ると、部屋の中も気持ちもスッキリするよ。
物が少なくなると、こんなメリットがある!
部屋がスッキリ片付くと、単に見た目がキレイになるだけじゃない。生活全体がラクになって、日々のストレスも激減するんだよ。
- 掃除がめちゃくちゃ楽になる
物が少なければ、掃除機をかけるのも雑巾がけをするのも圧倒的に楽。家具の隙間や床が見えているから、掃除がスイスイ終わる。物が溢れていると、掃除するだけで一苦労だから、ズボラな人ほど物を減らすことの効果を感じやすいはず。 - お金の節約になる
物を少なく持つことで、「これって本当に必要?」と冷静に考えるようになる。結果的に余計な買い物が減って、出費も抑えられる。収納グッズを無駄に買う必要もなくなるから、お財布にも優しいミニマムライフが待っている! - 視覚的にも精神的にもリラックスできる
物が少ないと、見た目もスッキリするだけでなく、心の中までスッキリした気持ちになる。散らかっている部屋では、自然とストレスが溜まりやすくなるけれど、シンプルな空間だとリラックスしやすくなるんだよね。
普通の人でも使いやすいおすすめ収納アイテム
じゃあ、実際に片付けが苦手な人でも使える、シンプルで便利な収納アイテムをいくつか紹介するよ。無理なく取り入れられるアイテムだから、これを参考にしてみてね!
- 折りたたみ式家具:必要なときだけ広げて使えるから、使わないときは折りたたんでスッキリ収納。狭いスペースでも場所を取らないので、特に部屋が手狭な人にオススメ。
- シンプルなフック:壁に取り付けて使うフックは、床スペースを占領せずに収納を増やせるのが魅力。カバンや帽子など、普段使う物をサッと掛けておけるから便利。
- 収納機能付きスツール:座る場所として使いつつ、収納もできるスツール。リビングや玄関に置けば、収納が増えるだけでなく、急な来客時にもサッと物を片付けられる。
- 積み重ねられる収納ボックス:積み重ねられるタイプのボックスで、縦のスペースを有効活用。使うときだけ取り出して、不要になったら重ねてスッキリ収納できるから便利だよ。
まとめ:収納グッズが増えれば片付くわけじゃない!
結論として、「収納グッズを増やせば片付く」なんて幻想は捨てよう。大事なのは、まず物を減らし、本当に必要な物だけに厳選すること。収納グッズはあくまで「補助役」。持ちすぎずに、シンプルで機能的な物を選んでいけば、きっと今よりずっとスッキリした空間が手に入るはず。
さあ、まずは目の前の「とりあえず突っ込んだだけ」のボックスたちから卒業しよう!少しずつでも、スッキリした生活を目指して、今度こそ真の片付けを手に入れよう!